2012.11.21(Wed)
01:15
やっとこさ更新ですー
小学生の頃、細々と長い間日記をつけていたのだけれど、その時とあまり変わらないペース配分になりそうです。
日記を一年つけた者は、何かを成し遂げる者である。
日記を十年続けた者は、すでに何かを成し遂げた者である。
これは毎日続けた場合なんだろねぇ。。。
小学生の頃といえば、女子の間では交換日記が流行っていた。
私も付き合いで、多い時は10人くらいと交換日記をしていたけれど、あれは苦手だった…。
なんだのかんだの言って後回しにしていると、全員分溜まってしまって、宿題より憂鬱な気持ちで片付けていたことを思い出す。
だいたいの中身は、好きな子は?( )誰々ちゃんは嫌い?( )(かっこの中に回答を入れる)等々、学校の人間関係の話題が中心だったが、一人だけ変わった子がいた。
その子は中学受験を考えていたAちゃんという子で、交換日記にいつもひとつ、算数の文章問題を書いてくる。
それがけっこう面白かった。
受験参考書に載っている難関校の入試問題で、歯車が幾つも合わさったやつや、向こう岸には最低何回で全員渡れるかみたいなあれである。
私は受験生でも何でもなかったので、難解な引っ掛け問題が新鮮でなぞなぞみたいで、毎回わくわくして問題を待っていた。
「このはぐるまのなぞをとけなければ、おまえのいのちはなーい!!」
と、あくまがいった←ような気持ち。
無人島で宝の地図を読み解くような気持ち。
壊れた機械の中を開けてみたくなる気持ち。
Aちゃんも私も、問題を交換していることが何だか恥ずかしかったので、いつもコソコソ答え合わせをしていた。遊びだと言っても誰も信じてくれなそうだったし、自慢ばなしと思われるのが嫌だった。
私の場合は、塾も習い事も何もしていない自由小学生だったので、気楽なもんだった。
間違ったって、将来が変わるわけでもなかった。
けれどAちゃんは、あの問題を制限時間の中で間違いなく解かなくちゃいけなかったんだなぁ。
毎日一生懸命勉強していたAちゃん。
その重圧は、私にはあまり分かってなかったように思う。
Aちゃんは、その後見事志望校に合格した。
学校が離れ、私もふるさとを離れたので、あれっきり会っていない。
だいぶ月日が経ってから、Aちゃんが中学に入って拒食症になってしまったことを知った。
今は、笑っているかな。
文集の将来の夢は、総理大臣と書いていたなぁ…変な、かっこいい、女の子だった。
日記のことでふと、自分の変わらないていたらくを思い、いろんなことがあっても、なんとなくあの頃のままのような気がするAちゃんを思い、いつも筆不精音信不通の我が身を再度呆れなおして、今宵も〆の一杯いきたいと思います。
カティーサークなくなりましてオーバーホルト、おぉ、これもあとわずか…(溜息)
飲んで、ねます!!
お疲れさまどした!
小学生の頃、細々と長い間日記をつけていたのだけれど、その時とあまり変わらないペース配分になりそうです。
日記を一年つけた者は、何かを成し遂げる者である。
日記を十年続けた者は、すでに何かを成し遂げた者である。
これは毎日続けた場合なんだろねぇ。。。
小学生の頃といえば、女子の間では交換日記が流行っていた。
私も付き合いで、多い時は10人くらいと交換日記をしていたけれど、あれは苦手だった…。
なんだのかんだの言って後回しにしていると、全員分溜まってしまって、宿題より憂鬱な気持ちで片付けていたことを思い出す。
だいたいの中身は、好きな子は?( )誰々ちゃんは嫌い?( )(かっこの中に回答を入れる)等々、学校の人間関係の話題が中心だったが、一人だけ変わった子がいた。
その子は中学受験を考えていたAちゃんという子で、交換日記にいつもひとつ、算数の文章問題を書いてくる。
それがけっこう面白かった。
受験参考書に載っている難関校の入試問題で、歯車が幾つも合わさったやつや、向こう岸には最低何回で全員渡れるかみたいなあれである。
私は受験生でも何でもなかったので、難解な引っ掛け問題が新鮮でなぞなぞみたいで、毎回わくわくして問題を待っていた。
「このはぐるまのなぞをとけなければ、おまえのいのちはなーい!!」
と、あくまがいった←ような気持ち。
無人島で宝の地図を読み解くような気持ち。
壊れた機械の中を開けてみたくなる気持ち。
Aちゃんも私も、問題を交換していることが何だか恥ずかしかったので、いつもコソコソ答え合わせをしていた。遊びだと言っても誰も信じてくれなそうだったし、自慢ばなしと思われるのが嫌だった。
私の場合は、塾も習い事も何もしていない自由小学生だったので、気楽なもんだった。
間違ったって、将来が変わるわけでもなかった。
けれどAちゃんは、あの問題を制限時間の中で間違いなく解かなくちゃいけなかったんだなぁ。
毎日一生懸命勉強していたAちゃん。
その重圧は、私にはあまり分かってなかったように思う。
Aちゃんは、その後見事志望校に合格した。
学校が離れ、私もふるさとを離れたので、あれっきり会っていない。
だいぶ月日が経ってから、Aちゃんが中学に入って拒食症になってしまったことを知った。
今は、笑っているかな。
文集の将来の夢は、総理大臣と書いていたなぁ…変な、かっこいい、女の子だった。
日記のことでふと、自分の変わらないていたらくを思い、いろんなことがあっても、なんとなくあの頃のままのような気がするAちゃんを思い、いつも筆不精音信不通の我が身を再度呆れなおして、今宵も〆の一杯いきたいと思います。
カティーサークなくなりましてオーバーホルト、おぉ、これもあとわずか…(溜息)
飲んで、ねます!!
お疲れさまどした!
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